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2023/11/8

「失われた川を読む・紡ぐ・愉しむ 東京暗渠学改訂版」刊行

 

 実業之日本社より「失われた川を読む・紡ぐ・愉しむ 東京暗渠学改訂版」を刊行しました。2017年刊に洋泉社より刊行された「東京暗渠学」を全面リニューアルした1冊です。概論と都内20エリアの暗渠ガイドを通じて、東京の暗渠を「空間・時間・景観」の三つの軸からひもときます。
 

 改訂にあたってはオリジナル版の文章を大幅に改稿、2章を完全に入れ替え、350枚ほどある写真もほとんどを撮影し直しました。オリジナル版がお手元にある方も十分お楽しみいただけるかと思いますし、写真を通じて7年間の変化の定点観測も可能となっています。
 

 また、オリジナル版では文章が難しいというお声をいくつかいただきました。今回はその点を意識し、読みやすい文章に改善しています。大正時代の地形図と暗渠マップを重ねた地図、そして地形傾斜量図と暗渠マップを重ねた地図が両面に印刷された、超特大暗渠マップ付です。

詳細

 

2023/6/25

暗渠さんぽ 失われた川を歩く 特別編 三田用水バーチャル散歩

 

 8/26(土)夕方に、NHK文化センター青山教室&オンライン(Zoom)にて、 暗渠散歩講座の特別編を開催することになりました。今回は、通常開催している野外講座では歩ききれない「三田用水」を、写真を用いることで数多くの分流も含めて上流から下流までバーチャルに辿ります。通常の講座と同様に図版や古地図などを使って、景観・空間・時間の三つの視点から、解説します。

 NHK文化センターで開催している通常の野外散歩講座は、毎回満員キャンセル待ちが続いており、また3回で1セットと日程の都合がなかなかつかない方も多いかと思います。また、歩く体力に自信がない方から、写真などをつかった座学をしてほしいと言う要望もしばしばいただきます。

 

 今回の講座は1回限りでお申し込み可ですし、ビジュアルでバーチャルで暗渠散歩が楽しめる講座となっております。オンラインは後追い視聴期間もあり、都合もつけやすくなっています。ぜひこの機会にご参加ください。

詳細、申し込みはリンク先を。

​詳細・お申し込みリンク

 

 

 

2023/1/5

カルチャーラジオ 日曜カルチャー 水の見えない川 東京暗渠案内

 

1/8(日) からNHKラジオ第2にて、1月中の毎週日曜日20時〜21時の番組「日曜カルチャー」で4回にわたり、暗渠のお話しを担当します。毎回60分間喋り倒します。音声のみ・全国放送ということで、なるべくわかりやすく、想像できるようお話ししています。補足としてサイトにも各回、図や写真を掲載。放送後も約2ヶ月ほど、聴き逃し配信がありますので、ぜひお聴きください。
 

2022/10/5

渋谷のラジオ「渋谷の柳瀬博一研究室」に出演しました

 

 コミュニティFM「渋谷のラジオ」の柳瀬博一さん(東京工業大学教授)の番組「渋谷の柳瀬博一研究室」にて『水のない川 暗渠でたどる東京案内』について1時間弱お話しさせていただきました。お呼びいただきありがとうございました。
こちらでアーカイブが聞けます↓

 

リンク

2022/8/24

「水のない川 暗渠でたどる東京案内」、8月末刊行となります。

 

 このたび単行本「水のない川 暗渠でたどる東京案内」を8月末に刊行する運びとなりました。版元は歴史教科書の老舗として高名な山川出版社から。2017年8月刊行の「東京暗渠学」から5年ぶりの単著となります。

 昨年刊行の編著「失われた川を歩く 東京「暗渠」散歩 改訂版」では渋谷川、神田川、目黒川、呑川、石神井川、そして玉川上水それぞれの支流など、23区山の手地域の暗渠、計41本をガイド的に紹介していますが、今回は広く浅く各地の暗渠を扱うのではなく、タイプ別に代表的な11のエリアを選び、古地図や図版も多用しながら川や水路の成り立ちや変遷を掘り下げることで、他のエリアをひもとく際のヒントにもなるような構成としました。

 暗渠になる前からすでに、川の流路や姿は決して自然そのままではなく、ひとと川とのかかわり合いのなかで決まり、変化していきました。暗渠はその変化の帰結や途中過程として、その景観をなしています。なぜその川や水路はそこを流れていたのか。ひとびとはその流れとどうかかわってきたのか、そしてどのような時の流れを経て暗渠としていまそこにあるのか。そんな土地の記憶、水辺の記憶を掘り下げることで、東京をとらえるまなざしの解像度があがり、まったく別の東京が見えてきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022/8/15

zine「タイムトラベラーの教科書」にて暗渠の話を掲載いただきました

タイムトラベル専門書店utouto”のzine「タイムトラベラーの教科書」にて、暗渠のお話をさせていただきました。昨年開催のオンライン講座の活字化です。聞き手の藤岡みなみさん(店主)と比留川香さん(文具担当)のおかげで、初心者にもわかりやすく暗渠の愉しみ方をお話しできたかと思います。他の講師の方々のお話しも興味深いものばかり。お求めはutoutoオンライン書店でどうぞ。

https://utoutobooks.stores.jp/

2022/6/25

「文春オンライン」記事4回目公開

 

 文春オンラインの暗渠記事、4回目として桃園川についての記事を執筆しました。こちらとなります→URL

 

2022/3/1

「デジタル地図で多摩の歴史を記録し、考える、紡ぐ」

 たましん地域文化財団・東京市町村自治調査会共催のオンライン講座「デジタル地図で多摩の歴史を記録し、考える、紡ぐ」にて、「赤色立体地図でみる玉川上水の水路網のなりたち」と題したお話を15分ほどさせていただきました。視聴は無料ですが、申し込みが必要となります。詳細はリンク先をご参照ください。5/24がお申し込みの締め切りとなります。→URL

 

2021/11/20

「文春オンライン」記事3回目公開

 9月の記事も幸いにもご好評いただけたことを受け、3回目として水窪川についての記事を執筆しました。こちらとなります→URL

2021/10/1

「東京人」谷口ジロー特集に執筆しました

 10/1発売の「東京人」11月号は漫画家谷口ジロー特集。今回は錚々たる執筆陣に紛れて散歩物の傑作「歩くひと」のカット割 /コマ運びと清瀬市を流れる柳瀬川との関係について現地を歩いて検証した記事を寄稿させていただきました。さてどんな関連性があるのでしょうか。ぜひご一読を!amazon→URL

2021/9/12

「文春オンライン」記事2回目公開

 6月の記事が幸いにもご好評いただけたことを受け、2回目として神田川支流についての記事を執筆しました。こちらとなります→URL

2021/9/1

「多摩のあゆみ」記事連動企画「赤色立体地図と砂川用水路の変遷」公開

 たましん文化財団『多摩のあゆみ』183号「砂川用水路の変遷」にて、玉川上水分水研究の第一人者小坂克信先生と、赤色立体地図の千葉達朗先生とコラボ?しました。これに関連して自由に操作できる地図がデジタルアーカイブにて公開されています。砂川用水などの複雑な流路と地形との密接な関連性が赤色立体地図で一目瞭然です。こちらとなります→URL

2021/6/12

「文春オンライン」記事公開

 渋谷川についての記事を文春オンラインに執筆しました。こちらとなります→URL

2021/4/1

「東京「暗渠」散歩 改訂版」重版出来!

 

 1月末に刊行された「東京「暗渠」散歩」(2012年洋泉社より刊行)の改訂版、おかげさまで重版されました。ぜひお手元に!

2021/3/3

「東京人」シティポップ特集に寄稿しました

 「東京人」2021年4月号はシティ・ポップ特集。企画案に少しだけ関わらせていただいたご縁で、暗渠に合う選曲リスト&エッセイの記事を執筆しました。

プレイリストはSpotifyにて公開されています。→URL

amazon→URL

 

2021/1/21

「東京「暗渠」散歩 改訂版」、1月末刊行となります。

 編著「東京「暗渠」散歩」(2012年洋泉社より刊行)の改訂版がこのたび刊行されることとなりました。2021年1月末、実業之日本社より「失われた川を歩く 東京「暗渠」散歩」として刊行でされます。改訂版刊行にあたっては、

(1)地図は全部再作成
(2)写真も大部分が再撮影
(3)本文もアップデート
(4)巨大暗渠地図を付録に

と大幅に手を加えました。特に付録の暗渠地図は今回ならではの企画ので、既に洋泉社版をお持ちのかたもぜひお手元に置いていただければと思います。詳細はblog記事をご参照ください。

 

2020/12/14

「東京23区凸凹地図」(昭文社・2020/12/14発売)に全面協力しました

 

 12/14に昭文社より発売された「東京23区凸凹地図」にて、暗渠のルートを担当しました。東京スリバチ学会皆川さん監修。荻窪圭さんが古道と野仏などを、松本泰生さんが坂道と階段を、そして私は23区内の暗渠のうち、地図縮尺を考慮の上ある程度間引いて1800本ほどのデータ(写真1枚目)を地図に記載しています。写真2枚目はベースとなった昭文社「街の達人 コンパクト 東京23区」との比較。掲載範囲やページ割は全く同じとなっていますが、読み取れる情報がずいぶんと違うことがわかるかと。詳細やお求めはこちら→「東京23区凸凹地図」

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